NHKの朝ドラ『あんぱん』も折り返し地点を過ぎて、さらなる盛り上がりを見せていますね。
その中でも、ヒロイン・のぶの妹、朝田メイコ(演:原菜乃華)が、ラジオの『のど自慢』に興味を示し、上京するという展開が話題を呼んでいます。
とびきり明るくて、歌が大好きなメイコ。以前、劇中で披露した“あんぱんの歌”も話題になりました。
この記事では、「メイコに実在のモデルはいるのか?なぜ歌うのか?史実とどんな関係があるのか?」という視点から、わかりやすく解説していきます。
メイコってどんなキャラ?
まずは、メイコの基本情報から。
メイコは、ヒロイン・朝田のぶの妹で、三姉妹の末っ子。
将来的に、のぶの夫になる柳井たかしにとっては義理の妹にあたります。
明るく天真爛漫な性格で、家族の中でもムードメーカー的存在なメイコ。
戦争も終わり、平和な世の中で彼女が抱いた夢は「歌手になること」なのかもしれません。
今後の展開に注目が集まるキャラクターの一人ですね。
そんなメイコを演じる原菜乃華さんは、実写版ドラマ『推しの子』で元子役アイドルの有馬かな役でも知られていて、演技だけでなく歌声にも定評がある女優さん。
メイコ役でも、その実力をいかんなく発揮しています。
“朝田パンの歌”などの伏線があった?
第32話でメイコが歌った「朝田パンの歌」は、SNSで大きな話題になりました。
メロディーはどこか懐かしく、耳に残る。そしてメイコが楽しそうに歌いながらパンを売る姿が、視聴者の心をぐっとつかみました。
この歌は、演出家の柳川強さんが「当時の雰囲気を出したい」と考えて用意したもので、作曲は井筒昭雄さんが担当。パン屋の宣伝を、楽しい歌に乗せて表現するという工夫が光る演出でした。
SNSでは、
1日中あの歌が頭から離れない
子どもが真似して歌ってる
原菜乃華ちゃんの歌声が優しくて癒される
といった声がたくさん上がり、大好評だったようです。
さらに、その回では再び歌声を披露するシーンも。
このように、メイコは歌を歌う機会が多かったため、今後の展開の伏線になっていたのかもしれません。
朝田メイコの実在モデルはいる?歌手を目指してた?
ここで気になるのが、「メイコって実在の人物なの?」という点。
答えは、“完全な実在人物ではないけれど、モデルはいるかもしれない”です。
メイコの姉・のぶのモデルは、アンパンマン作者のやなせたかしさんの妻である小松暢(こまつ のぶ)さんなのは有名かもしれません。
その暢さんには実際に二人の妹がいたそうです。
さらに、定かではありませんが、末っ子にあたる妹がかつて宝塚を目指していたという話も。
実際に宝塚歌劇団に入団していたり歌手として活動していたのかは不明ですが、歌の世界に憧れていたのは事実かもしれません。
そうなると、メイコが「歌手になりたい」と夢を語る姿や、舞台に立つことに憧れるという展開になれば、暢さんの妹と重なる部分が多いのです。
つまり、メイコというキャラは小松暢さんの実妹をヒントに創作された、フィクションと現実の“ハイブリッド”なのかもしれません。
今後の展開は?のど自慢出場や上京も?
今後、メイコがのど自慢大会に出場したり、東京でチャンスをつかむ展開も期待されています。
さらに、何かしらの形で『それいけ!アンパンマン』のテーマソングである『アンパンマンのマーチ』に関わってくるという可能性も?
史実では、やなせたかしさんの周囲にも音楽活動を志す若者が多くいたそうですし、メイコの物語はその雰囲気を丁寧にすくい取って描かれているように感じます。
「歌を通じて何かを変えたい」「夢を叶えたい」という気持ちは、今の視聴者にとっても共感できるもの。これからの展開にも大注目ですね!
まとめ
今回は、NHKの朝ドラ『あんぱん』のキャラクター、“朝田メイコ”のモデルが歌手だったのかや、今後の展開についての考察をまとめていきました。
- 朝田メイコは、のぶの妹として登場する創作キャラですが、モデルは小松暢さんの妹と考えられます。
- 史実では小松暢さんの妹は宝塚を目指していたという情報も。
- “あんぱんの歌”は、明るく希望を与える歌として多くの人の心に残りました。
- 今後は、のど自慢大会出場や、上京して歌手になるという展開も?
実在モデルがいたかどうかに関係なく、メイコのように「自分の好きなことを信じて進む」キャラクターは、きっとこれからも多くの人を元気づけてくれるはずです。
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