小泉純一郎元首相の次男であり、環境大臣も務めた小泉進次郎さん。
爽やかなルックスと若さで「ポスト安倍」と呼ばれるほど期待されてきた政治家ですが、一方でネット上では「小泉進次郎 頭悪すぎ」「学歴低い」といった意見もしばしばあります。
果たして、小泉進次郎さんは本当に学歴が低いのでしょうか?また、なぜ「頭悪すぎ」と言われてしまうのでしょうか。
今回は、その真相を徹底解説していきます。
小泉進次郎に「頭悪すぎ」の声が出る理由とは?

まず気になるのが、小泉進次郎さんが「頭悪すぎ」とまで言われてしまう理由です。
実際に頭が悪いというわけではないと思いますが、世間でそのようなイメージがついてしまった原因には以下のようなことが考えられました。
① 迷言・ポエム発言の数々
小泉さんといえば、環境大臣時代に国連で発言した「気候変動のような大きな問題は、セクシーに、そして楽しく取り組むべきだ」という言葉が有名です。
国内外で報道され、SNSでは「意味不明」「ポエムみたい」と揶揄されました。
また、「将来のことを考えているからこそ、将来のことを考えないようにしている」といった、まるで哲学的とも言える発言もネットで拡散され、「結局何を言っているのかわからない」と話題に。

ネット上では小泉構文と言われているね
しかし、これらの発言は、小泉さんがどのような人物なのか多くの人が知るきっかけとなったため、悪いことばかりではないようにも思えます。
②答弁能力
2025年に自民党総裁戦に出馬した小泉進次郎さんですが、討論会などでの答弁の様子から「頭悪すぎ」と思われてしまったのかもしれません。
その理由としては、発言の際にカンニングペーパーをしきりに見ながら話していたことや、的外れな答えをしてしまったというところが原因のようです。


これに対しSNSでは、「これでは海外の首脳と渡り合えるわけがない」などの批判的な意見が多く見られます。



トランプ大統領みたいな強気な人もいるしね
しかし、小泉さんもまだ弱冠44歳。
政治家としてはまだまだ若いので、これからもっと経験を積んで良い政治家になっていくことでしょう。
③SNS時代の切り取り文化
政治家の発言は、本来は長い文脈の中で聞く必要があります。
しかしSNSでは、一部だけ切り取られて拡散されがち。
小泉さんの発言もその典型で、「頭悪すぎ」というレッテルを貼られる要因になっているのかもしれません。
小泉進次郎は学歴低い?
次に、小泉進次郎さんの学歴を整理してみましょう。
高校時代
出身高校は関東学院六浦高等学校。
偏差値はそこまで高くなく、系列校ということもあり内部進学で大学に進んだとされています。
ちなみに、高校時代は野球に熱中していたようです。


大学時代
その後は関東学院大学 経済学部へ進学。
ここで「学歴が低い」と言われてしまう一因が生まれます。
日本では「MARCH」「早慶」といった大学が高学歴とされる傾向があり、関東学院大学は偏差値的にも一般的には上位とは言いづらい位置にあるためです。
つまり「学歴低い」という評価は、国内大学のイメージによる先入観が大きいのかもしれません。
小泉進次郎は名門・米国コロンビア大学で修士号を取得していた?
しかし、ここで驚きの事実があります。
小泉進次郎さんは関東学院大学を卒業後、アメリカの名門・コロンビア大学大学院に進学し、政治学の修士号(Master of Political Science)を取得しているのです。


コロンビア大学といえば、ハーバードやスタンフォードと並ぶアイビーリーグの名門。
世界大学ランキングでも常に上位に位置するトップ校です。
さらに小泉さんは、米ワシントンのシンクタンク「CSIS(戦略国際問題研究所)」で研究員を務めた経験も持っています。ここでは安全保障や外交政策について学び、国際的な人脈を築いたと言われています。
つまり、「学歴低い」という評価は完全な誤解で、実は世界的にも評価の高い教育機関で学んだ経歴を持っているのです。
まとめ
小泉進次郎さんに対して「頭悪すぎ」「学歴低い」といった声があるのは事実ですが、その多くは誤解に基づいています。
- 出身大学は関東学院大学だが、卒業後は米コロンビア大学大学院で修士号を取得
- シンクタンクCSISで研究員を務めるなど、国際的なキャリアを積んでいる
- 「頭悪すぎ」と言われるのは、独特な発言が切り取られ、SNSで拡散されやすいから
つまり、小泉進次郎さんは決して「学歴が低い」わけではなく、むしろ世界的にも評価の高い教育を受けた高学歴政治家です。
今後は、学歴や一部の発言だけでなく、政策実行力や国際的な視野に注目して評価していくべきなのかもしれません。


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